2008年05月10日

情報商材判定 石坂リョウが贈るまぐまぐの錬金術師1日30分の簡単な作業で月100万円稼ぐ方法

【インフォプレナー】石山幸二
【価格】9,800円

この情報商材はタイトルからも分かるとおり、1日30分簡単な作業をして、まぐまぐマネーカテゴリーアクセスランキング1位に入って月100万円を稼げるように指南する、というものである。
しかし、内容を一読すると1位になれる確証の無い手法であり、「月100万円稼ぐ」ための具体的方法も書かれていない。仮に1位になれたとしてもこの商材を広く一般販売しておいて1位になる人が続出してしまえば機能しなくなるという矛盾を最初から抱えている。従って著者と同等の成果を期待することは難しい。
以上については深追いしない。最大の問題は、販売ページの伏字である。

この情報商材の販売ページは、読者の好奇心をそそるよう伏字が多用されている。
当然購入者は■■や●●に何が入っているか知りたくて商材を買うようなものだが、その肝心な伏字の重要な部分に該当するものが何度読んでも情報商材の中に書かれていないのである。
販売サイトに惹かれて購入した客は「騙された」と思わないはずがない。
明らかな誇大広告、不実告知広告であり、特定商取引法、消費者契約法に違反するのである。

例えば、販売ページにはこのような記述がある。

「メンター( 師匠 )に言われたままに人と会い、 そこからさらに人を紹介されていくうちに、私は “ インターネット企業の要(かなめ)” と呼ばれる人物達と知り合うことが出来ました。そうして彼ら(その道のプロ中のプロ!)と定期的に会うことで交流を深め、仲良くなったある日、こんなことを教えてくれたのです。」
「 リョウさん、まぐまぐの●●、知ってますか? 」

そういえば以前、私がまぐまぐでメルマガを出していることを伝えていました。でも急に何を言い始めるんだ・・・?

「 ・・・・・・・・・・? 」
「 リョウさん、まぐまぐの●●が●●に影響するの知ってますか? 」
「 ・・・・・・・・・・??? 」
「 ねぇリョウさん、話聞いてます(笑)? 」
「 あの〜 ・・・・・もう一回言ってもらえますか? 」
「 だーかーらー、まぐまぐの●●が●●に影響するんですよ!どうしてかって言うと、×××××××××××××××××。 」

その日、ダッシュで家に帰った私は大急ぎで新しいまぐまぐメルマガを出す準備をはじめました。

そして14日後 ・ ・ ・ ・ ・
ラ、ランキングに入ってる ・ ・ ・ ・ 。
幻でも夢でも無く、ランキングに入っていたのです!」

この「●●」も「×××××××××××××××××」も何を指しているのか情報商材を読んでも全く分からない。
消費者に期待させるだけ期待して、その内容が記されていない。カニの絵が描いてある缶詰を開けてみたらサバの水煮だった、では客は「詐欺だ」と店の責任者に詰め寄るだろう。

さて、本情報商材の内容だが、「にほんブログ村というサイトにブログ登録して、トラックバックのコミュニティにできるだけ多く入ること。そうすると、自身のまぐまぐへ多くのアクセスを流せるのでランキング1位になることができる。」これだけの内容である。
確かに言っていることは簡単だ。これが本当であれば最初の1人は1位になれるのかもしれない。
しかし、まぐまぐのカテゴリーデイリーアクセスランキングは、カテゴリーに登録されているメールマガジンのアクセスが多い順番に並ぶものなので、1位は日にちごとに変わるようだが、次から次に同じことを行う人がいれば、確実に効果は落ちていくだろう。
この手法では、まず初めにメールマガジンのカテゴリを決めるという。まぐまぐのカテゴリには17個ある。タイトルではマネーカテゴリーとなっているのだが、どのカテゴリーでもよいようだ。
このカテゴリーは先に自分が何を売るのかを決めた上で行うという。
カテゴリーが決まればまぐまぐへメールマガジンの発行の申請をする必要があるのでその申請方法が説明される。
まぐまぐのメールマガジンが発行されれば、にほんブログ村に登録する。このにほんブログ村もまぐまぐ同様のテーマがカテゴリごとに分けられているという。
ここではメールマガジンの属性と近いカテゴリに登録をするという。
なぜ、にほんブログ村に登録するかというと、それぞれのカテゴリーがヤフーの検索エンジンで上位表示されやすいからだそうだ。カテゴリーがヤフーの検索エンジンで上位表示されれば、当然、そのカテゴリーへはヤフーの検索エンジンからのアクセスが多いということになる。
そのカテゴリーに登録した自身のブログも当然アクセスが多くなるというわけだ。
自身のブログにはまぐまぐのURLを貼っておく。
そのアクセスが多くなればカテゴリーデイリーアクセスランキングの1位になれるという寸法だ。

このにほんブログ村内の露出を多くするために、「トラコミュ」と言われるトラックバックコミュニティに多く参加することが大事だと著者はいう。
このトラコミュに参加をすれば、コミュニティ自分のブログへのリンクが追加されるのでリンク先が増える。

次に、書いた記事をこのトラコミュにトラックバックをしていく。
これらの作業により、露出が多くなり、にほんブログ村からのブログアクセスが増大するようだ。
またトラックバックにより被リンクが増えるため、SEO的にも効果があるらしい。

その他、「グーグルに登録する」、「無料登録ドットコムに登録する」、「トラックバック本店に登録する」、「トラックバックや、コメントは自分のメルマガと関連性の高いブログに継続的に行う。」などなど、簡単なSEOの対策やアクセスアップの手法も述べられている。

アクセスアップにおいて書かれている話の肝は主にこれだけである。
本当にこれらの作業の効果によりまぐまぐのアクセスランキングで1位になれているのかは不明である。
仮に、にほんブログ村からブログへのアクセスがどのくらいあり、そのブログからまぐまぐへのアクセスがどのくらいあるのかを公開しているのであれば、この手法の効果により1位になったという根拠になるのだが、それらが述べられいないので偶然の可能性も高い。

次にアフィリエイトをする時のこつだが、まとめれば、書かれていることは以下でほぼ全て。

まず、顧客が物を買う時について説明されるが、
「商品に価格に合った価値があると感じたとき。」
「その商品を手に入れることで、自分がどうなるか、なれるかをイメージ出来たとき。」
「紹介する人(販売者、もしくは購入者)の生の声を知ったとき。」
「不安を期待が上回ったときに始めて購入を決定する。」
アフィリエイトリンクに誘導するとき、直接情報商材などのセールスレターのページに跳ぶより商品用ブログで情報商材を説明してから、商品用ブログ上に貼ってある商品セールスレターページへのリンクを押してもらう方が有効という。
また、顧客の不安要素を取り除く説明が、商品用ブログにきちんと書かれていることが必須条件だという。

これらは書店で売られている書籍に書かれている内容。

さて、販売サイトの伏字に戻ろう。

上場企業の副社長で年収数億という著者のメンター(師匠)が以下のように述べていた。

「私は副業としていた自分のアフィリエイトを徹底的に検証し、メンター(師匠)の教えを忠実に実践していきました。
するとどうでしょう、注文が毎日のように来て、どんどん売上がたつじゃないですか。メンターの言っていた言葉が正に、真実として浮かび上がりました。

『 買い物する客は●●したいんだよ。だから●●することが大切なんだよ。 』

確かにメンター(師匠)の言っていた通りでした。

喜び勇んで早速報告すると、『だから言った通りだろ? 今度は■■してみな。』と、イタズラっぽい顔をしてアドバイスをくれました。

さすがに今度はどうかと、若干不安になりながらも言われた通りに実行すると ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ なんと、今までの倍以上に注文が加速していきました。

『リョウわかっただろ、ビジネスはみんな一緒だ。△△が不安で▲▲すると喜んで買うのさ。 』

がーん。ハンマーで殴られたように理解しました。」

繰り返しになるが、情報商材に●●も■■も△△も▲▲も何を指すのか書かれていない。
ハンマーで殴られたような状態になるのは、騙されてショックな客の方である。

この情報商材は、まぐまぐのマネーカテゴリーデイリーアクセスランキングで1位になれると著者が主張する根拠不十分な一つの方法を紹介しているに過ぎないにもかかわらず、情報商材内容とは無関係な文言を販売サイトに並べ連ねて顧客を誤信させ、あたかも「1日30分の簡単な作業で」「月100万円稼ぐ」ことが可能であるように誇大広告を展開している違法販売商品である。

この情報商材のノウハウ自体が無価値だとは思わない。ノウハウとして成立している。情報商材だけを渡されて読めば、なるほどと思うかもしれない。
しかし、この販売サイト、販売方法が違法なのだ。
先ほどの缶詰の例で言えば、サバの水煮だって商品として成立している。しかし、パッケージにカニの写真を張って売った時点で違法なのである。販売者はそこを理解すべきだ。

インフォトップに掲載され続ける違法販売商材は後を絶たない以上、消費者の自衛に勝る被害防止はない。

尚、現在この情報商材の販売ページは違った主旨のサイトが表示されている。一体何を目論んでいるのやら・・・。
posted by 情報商材判定マスター at 18:22 | Comment(0) | 情報商材判定(` 曲 ´)悪
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]