2008年12月28日

情報商材判定 7日で会社を辞めれた魔法のFX投資術☆★未来予想型Rays・FX

【インフォプレナー】ライアックス(綱島大輔)
【価格】29,800円

この情報商材の判定に入る前に、早速怪しい点を指摘したい。
特商法記載ページに記された所在地「東京都千代田区6番町1」。旧日本テレビ近くの6番町1には予備校、労組本部、歯科医院等のビルの他、マンション、一戸建て住宅など二十棟以上の建物が林立する一角であり、とても情報商材発行会社、個人を特定出来る様な住所ではない。
この時点で既に特商法の不備。そんなところが出す情報商材が良い内容の筈がない。

まぁ、それはさておき、判定してみよう。
まずこの情報商材は28ページ。購入したものは、あまりの内容の無さに拍子抜けするだろう。画面キャプチャーでページを稼いでいる上に始めの数ページは体験談などの序文なので、正味の文字数はこのブログ記事より少ないだろう。

肝心の情報商材だが、中身を見て呆然としてしまった。
サラのシステムトレードと、ほぼ同じ手法が紹介されているのだ。
「Rays・FX」の作者が、「サラのシステムトレード」を読んで情報商材を作ったとまでは立証できないが、全く関係の無い二人の作者がここまで似通った取引手法を思いつくものだろうか?
販売HPのチャートからはVTで、平均足と移動平均らしき二本の線を使って順張りシグナルを出している様子が読み取れるが、実際にPDFで紹介されていることもそのまんまであった。

本書を掻い摘んで見ていくと・・・
7ページ  損切りは絶対
9ページ  VT(CT)‐TRADERシステムを利用する
       FXA証券、CMSジャパンの紹介、URLリンク
       1時間足と4時間足をメインに使う
14ページ  平均足チャートへ「トレーディングシステムビルダー」を入れる
16ページ  PerMA1のDefault数値を21から8へ変更
       PerMA2のDefault数値を34から18へ変更
21ページ  平均足とシグナルが合致した時間帯の次の時間帯のエントリーが効率が高い
       平均足が反転した次の時間帯でも決済
       しばらくして平均足が反転した場合エントリーポイント
22ページ  ロスカットは100pips〜300pipsで設定

「サラのシステムトレード」との違いは、パラメーターの数字が微妙に違う程度。ご丁寧に、VTで使うトレーディングシステムから、シグナルの騙しにひっかからないためのエントリーのやり方、いったんクローズした後の再エントリーの考え方まで同じときている。ここまで似ていて、発売時期に差があると「パクリ疑惑」を指摘されても仕方あるまい。

「サラのシステムトレード」については今回言及を避けるが、「Rays・FX」の説明は簡易版という印象だ。
「サラのシステムトレード」は通貨ペアやチャートで使う時間軸も基本的に指定しており、それに従ってバックテストをした形跡があるが、「Rays・FX」ではそのあたりが曖昧で不安になる。
マニュアルには「当方の試験結果では「1時間足」「2時間足」「4時間足」がより有効でした」とあるが、どの通貨ペアで、どのくらいの期間で試験したのかは書かれていない。もちろんパフォーマンス・レポートは一切公表されていない。

販売サイトには、『情報商材を買う方の多数が「初心者」に近い方々』だから、PFもPRもDDも、あえてマニュアルに記載していないなどと人を馬鹿にしたような記述があるが、バックテストをしているのなら、パフォーマンス・レポートを公開するのは常識ではないだろうか?

購入者が初心者だったら、「バックテストの結果はこうですよ。最大で、こんな含み損になるケースが過去にありましたよ。これだけのリスクで、これだけのリターンを見込んでいますよ」と噛み砕いて説明してあげればよいのだ。相手が初心者だからデータはどうでもよい、「結局、勝てばいいんです」というのは暴論としか言いようがない。
「結局、勝てばいいんです」とは、たいそうな自信だが、それはどこから出ているのだろう?

「Rays・FX」のバックテスト・データがプラスになる可能性を否定するつもりはないが、この手法で販売サイトにあるような「勝率は、平均しますと75%〜85%位を推移しています」という状況が起こるのは非常に考えにくい。
実際に2007/11/30〜2008/1/18のUSD/JPYを1時間足で検証してみたところ、発生した117トレードの勝率は30%ほどで収支はマイナス234pipsだった。
超短期のデータでもあり、これを根拠にどうこう言うつもりはないが、75%〜85%という勝率を平均して叩き出すには、連戦連勝というシチュエーションがどこか他の期間になければならない。平均75%〜85%の勝率で、平均ドローダウンが13%〜18%、年間6156pipsも稼いでいることを主張するのなら、当然このデータが出てくるバックテストかフォワードテストのデータがあるわけで、それを公開すれば爆発的大ヒットFX情報商材になるのだから、公開しない手はない。

つまり、常識的に考えれば根拠なき誇大広告といえる。

ちなみにに販売サイトにある12月度の日別成績を検証してみようと、同期間のUSDJPYを1時間足でテストしてみたが、収支はマイナス81pipsであった。どうも1時間足の実績ではないようなので、4時間足で検証するとプラス9pipsとなった。これも日別成績には遠く及ばない。
対象通貨を明示していないので、USD/JPYではない、とこの業者は言い逃れるかもしれない。
こうなるとGBP/JPYかもしれずUSD/CHFかもしれず、それを全部検証することは不可能だ。

競馬に例えれば、○月○日回収率150%、○月○日回収率120%・・・等と儲かった数字を挙げているのに、中山競馬なのか京都競馬なのか、はたまた地方の大井競馬なのか、何レースを馬連で買ったのか枠連で買ったのか単勝か・・・そういうことが一切書かれていないのに等しい。
玄人が見れば全く信用できない成績公表なのである。

販売サイトには、「円高に強い、通貨分散にも対応」ともあるが、そう言うからにはその根拠となった複数通貨ペアも指定すべきだ。マニュアルにそれに関する記載はいっさい無い。つまり虚偽広告。
この情報商材は購入しても広告どおりの成果は得られないのだ。

また、「スワップポイントで着実に勝てる性能も持ち合わせています」とあるが、この点についても説明がない。これも虚偽広告。

また、Q&Aには、「毎年相場の流れは変わりますので、ファンダメンタルや日経平均と連動してシステム設定を変える必要があります。」とあるが、3年間の統計分析からできた手法ではなかったのか?しかも「日経平均」まで飛び出している。

「日経平均」は、このシステムにどのように組み込むのだろう?
情報商材には触れられていない。無責任この上ない。
インディケーターのパラメーター数値を最適化する際に考慮するとでも言うのだろうか。

販売サイトには他に「一見FX-VTとは関係ないと思っていた『あるテクニカルデータ』を組み合わせて考えたとき、突然ひらめいたのです」ともあるが、マニュアルではそのテクニカルデータについて触れられていない。あるのは知れ渡っている準王道的な手法だけなのだ。
ここでも実際の商品内容と異なる記述を販売ページで行っていることになる。これらの虚偽・誇大・不実告知は全て違法である。

さらに気になるのは返金保証で、「サポート期間である62日以内に、シグナル通りトレードを行って一度も利益が出なかった場合、本マニュアル代金を全額返金致します。」と言う。
62日もトレードして、一度も利益が出ないシグナルを開発するほうが難しいだろう。この返金保証条件は、無いに等しい代物だ。
逆に言えば、このような詭弁、騙しに引っかかる素人だけをカモにしているのかもしれないが。

FXの情報商材は、いつのまにか売れ筋情報商材として定着し、沢山の種類が発売されているが、その多くがパフォーマンス・データを公開しないことには大きな疑問を感じる。
更に、本情報商材の様に情報商材本体で触れられていないものが、販売サイトでさも凄いノウハウのように謳われていることは虚偽広告であり、詐欺に等しい。

このような情報商材が売られる限り、FX情報商材の信用は益々低下していくだろう。販売者には適切な情報公開と適法な販売を切に願いたい。

※この情報商材はセールスレターに虚偽があり、景品表示法第4条(不当表示・優良誤認)違反、特定商取引法第12条(誇大広告)違反、消費者契約法第4条(不実告知契約の取消権)の援用 により、インフォトップに返品を申し出たい購入者は早めに契約解除通知を送付してください。
インフォトップの返金対応は、インフォトップ規約第18条3項に定めてあるとおり、購入月の翌月末までです。
契約解除は出来れば高濱社長宛に内容証明郵便で送るのが好ましいですが、まずはメールと電話で解約意思を示してください。
数百人の消費者が既にインフォトップから返金されています。泣き寝入りは詐欺業者の思う壺です。
posted by 情報商材判定マスター at 14:31 | Comment(0) | 情報商材判定(` 曲 ´)悪
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